子どもに寄り添うことの大切さ~不登校のおはなし会vol.36レポート~

6月2日、NPO法人あっとすくーるさんと共同で、第三回目の不登校のおはなし会を箕面市で開催しました。(NPO法人あっとすくーるさんは、経済的に困難な一人親家庭の中高生の学習支援をされています)

参加者は不登校経験者の人たち、不登校中の子どもさんを持つお母さん。
少数でしたが、内容の濃いおはなし会となりました。

まず不登校経験者の方が話してくれました。
その方は、小学校5年から中学3年までの5年間ひきこもっていたそうです。(現在33歳)
中3の冬、どうしても全日制高校に行きたくて可能性のある高校にしぼって必死で勉強したそうです。
それで念願の私学の全日制に入学し、そして大学院を経て大手企業に就職し、数年前に結婚したとのことでした。

ひきこもりの子どもを持つ親御さんには大変希望の持てる話でした。

その中でとても印象的だったのは、5年のひきこもりの間、親がいつも味方でいてくれたことで救われたという話でした。
ついつい親もどうしたらいいのか分からずに、先生側に付いてしまったりすることもありますが、そんなことは一切なく自分を守ってくれたと聞いて、すごい親御さんだなあと思いました。

先生はなんとか学校に戻そうとすることが大事だと考える方も多いので、時には親はその圧力に負けてしまい、子どもがどうしたいのかを優先せず、子どもの信頼を失ってしまう場合があります。

その話を聞いていたお母さんが
「先生と子どもの板挟みでしんどかったところ、お話を聞いて気が付きました。本当に来てよかったです。」
と涙を拭きながら話してくれました。

私も子どもの不登校が始まったとき、自分の正しさ(学校へ行くのが当たり前)を優先して子どもからの信頼を失墜してしまった経験があるので、お母さんの気持ちは痛いほど分かりました。

子どもに寄り添うことの大切さを今回は不登校経験者の方の話から改めて感じることができ、親の在り方が問われるなあと思いました。

※ 今回のおはなし会のアンケートの抜粋です。

「周りに同じ境遇の方がおられず、ここ最近はかなり気持ちが沈んでいました。
今日のおはなし会に勇気を出して参加して本当によかったです。
当事者の方、当事者の保護者さんのおはなしも聴けてどうしたら良いのか糸口が見えて心が救われました」

(主人・駒井)


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