出前授業

出前授業レポート<2014.11.19@大通高校>

札幌大通高校(定時制)で、3人のゲストと自分の失敗談について話をしました。

クラスで、6人くらいの少人数のグループになってもらい、グループごとにゲストが回って、自分の失敗談を10分間話す方式です。

私は、娘との関係を築くことに失敗した話をしたのですが、驚いたのは、ほとんどの生徒さんが非常に真剣に私の話を聞いてくれたことでした。あとで、担当の先生が、生徒の感想を聞かせてくださったのですが、母親とうまく行ってない人が多く、共感する部分多かったそうです。

親は、平気で子どもに傷つけるようなことを言います。分かっていないで言うこともあるし、分かっていても言う場合もあります。

子どもは立場が弱いので、抵抗したり言い返したりできない子もたくさん居ます。
そうすると、親は思い通りになるような錯覚を起こしてしまい、支配するようになります。

私の場合は、子どもが学校に行かなくなったことで、そのことに気付くチャンスをもらえました。そのチャンスがない場合は、いつのまにか子どもが心を鎖して行き、気付いたら、分かり合えない関係になってしまっていることも多いと思います。

子どもは孤独感を募らせ、人に頼ったり、甘えたりすることをしてはいけないと思い込んでいきます。
自分で抱え込んで、苦しみます。

私の場合は、助けて、しんどい、できないと私が娘に言えるようになってから、ようやく娘との関係が良くなって行きました。と言うのは、私も、「いい人でいないといけない」「いい親でいないといけない」と思って、弱音を吐くことができなかったので、娘も逆に言えなかったのです。

正直に、ありのままの自分で無理をしない私になれたとき、私が私を解放したときに、状況が変わりました。

お母さん、お父さん。
どうか子どもの話に口出ししないで、否定しないで、ゆっくりと耳を傾けてしっかり聞いてあげてください。

子どものみなさん。
どうか大切な自分を守るために、親に嫌なことは嫌だ、言われたくないことは、「言われたくない」とちゃんと伝えてください。

親と子どもは、意外に分かり合えてないもので、どこかで、きちんと向き合う勇気が必要だと思います。

反抗期は、子どもが思い通りにならないことを、親は思い知り、1人の人間として向き合うことができるようになるために必要なことであると思います。そして子どもは、それを親に分からせるために、どうしてもやらないといけないことなんだと思います。

親と子が1人の人間として認め合うのは本当に難しいことだと思います。でも、そこを潜りぬけないと真の意味でいい関係にはなれないものだと思います。

それを、今回の出前授業をとおして、改めて思いました。

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