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不登校のおはなし会8月レポート HSCについて

不登校のおはなし会8月レポート HSCについて

2019年9月30日

今回は、HSC(繊細さん、感覚過敏)の特性を持った大学生4年のT君と、HSCの特性を持った子どもさんを持つお母さんのOさんが話をしてくれました。

HSCは最近耳にする特性で、実は5人に1人がその特性を持っているそうです。
次のような項目が半分以上当てはまるとその傾向があるとのことです。

●HSCの特性
1. すぐにびっくりする
2. 服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる
3.  驚かされるのが苦手である
4.  しつけは、強い罰よりも、優しい注意のほうが効果がある
5. 親の心を読む
6. 年齢のわりに難しい言葉を使う
7. いつもと違うにおいに気づく
8. ユーモアのセンスがある
9. 直感力に優れている
10. 興奮したあとはなかなか寝つけない
11. 大きな変化にうまく適応できない
12. たくさんのことを質問する
13. 服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えをしたがる
14. 完璧主義である
15. 誰かがつらい思いをしていることに気づく
16. 静かに遊ぶのを好む
17. 考えさせられる深い質問をする
18. 痛みに敏感である
19. うるさい場所を嫌がる
20. 細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく
21. 石橋をたたいて渡る
22. 人前で発表するときには、知っている人だけのほうがうまくいく
23. 物事を深く考える

このことは意外に知らない人が多く、私も最近知りました。
不登校のおはなし会に参加したお母さんたちの中に、ひょっとしたら自分の子どもがそうかもしれないと思い当たる人もいるくらいで、まだまだ認知されていない特性です。
ですので、今回のHSCの話は非常によかったと言う感想がたくさんありました。

Oさんの息子さんの話です。
「息子は音が聞こえすぎてしんどいという特性があります。たくさんの人の中にいると、みんなの話している声が全部耳に入ってくるので疲れてしまいます。だから教室に入ることができなくて、中学校は別室登校をしていました。

息子の特性に気がついたのは小学校の高学年のときです。
先生が他の人に怒っている声が怖く、学校へ行けなくなってしまいました。
最初はその特性が分からなくて悩みましたが、それが分かってからは
お互いが楽になりました。
今はHSCの特性に合った生き方をみつけながら、自宅で勉強できる
通信制の高校に在籍しています。

息子の特性を理解することで、自分自身の価値観が変化していきました。
みんな違っていていい。
少数派の人も生きやすい社会になるように、伝えていきたいです。」

T君の話です。
「HSCのことを知るまで、自分が病気だと思っていました。
 自己肯定感も低く、人にあわせることばかりしていて疲れていました。2年前にHSCのことを知り、目の前が開けました。
特性で病気ではないんだと思うと楽になりました。

それからは、いろんなことにトライして、積極的に生きるようになりました。
これからは、HSCの子たちのために貢献できる活動をしていきたいと思っています。」

Oさんの息子さんもT君も、本当に優しくてあったかい人です。
人の気持ちに敏感で、共感力が高い、でも過敏すぎるのでしんどい。そんな気持ちの優しい人たちが発信する言葉は、私にはこう聞こえます。

「 ありのままでいい。違っていることは自然なこと。
お互いが足りないところを助け合って協力して生きていけばいい。」

それがこれからのミライの生き方になるなと私は思います。
HSCの人たちやマイノリティの人たちことなど、私たちはもっともっと学ぶ必要があると思います。
お互いを知って理解し合う心やさしい在り方が社会に必要だと本当に思います。

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