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不登校は、自分と向き合った大切な時間でした。~不登校のおはなし会レポート~

不登校は、自分と向き合った大切な時間でした。~不登校のおはなし会レポート~

2017年6月26日

6月18日、「不登校のおはなし会 Vol.7」が開催されました。
この場は、傍楽・主人駒井と参加者の皆さんで、ゆる~くお話をする場です。実は私も、不登校の経験があるのですが、初めて参加させてもらって、シェアの輪に入らせていただき、お母さん方の声に触れました。

お母さんたちは、子どもが不登校であることを、真剣に悩んでいらっしゃいます。例えば、環境の変化が理由で、不登校になったのだと思うと言うお母さん。実際に、いじめや病気など、理由がある不登校生は、たくさんいると思いますが、全ての子どもに必ずしも、理由があるとは限りません。
 
私の不登校初期は、「頭が痛い」「お腹が痛い」と休み始めました。決して、嘘をついているわけではなく、実際に頭やお腹が痛くなっていたのです。そして何日も繰り返し、それが通じなくなると、今度は足に鉛がついたような感覚になり、ホントに足が前に進みませんでした。

ある時、これは自分が「行きたくない」と思っているだけなんだと気づき、「なぜ、行きたくないと思っているのか」を考えました。親に説明しないと、これ以上休めないと思ったのと、自分にも休む言い訳が欲しかったからです。私も「なんとなく」で休んではいけないと思って、色々なコトを言いましたが、実は自分で理解できた明確な理由は、最後まで見つかりませんでした。

今回は、不登校経験をされたゲストスピーカーが2人来てくださったのですが、お2人が不登校になった理由は、「家庭が辛かった」「学校という空間が嫌だった」からだそうです。そういう方もいるかもしれませんが、私は家庭に不満はなく、学校が嫌いなわけでも、勉強が嫌いなわけでもなかったし、友達もそれなりにいました。

じゃあ、なぜ不登校になったか。振り返ると、私の場合は「不登校になるべきだったから、不登校になった」と思っています。朝から晩まで学校で勉強と部活をし、帰ってきてはくたびれて寝る生活で、ほとんど空き時間がありませんでした。その中で、思春期に差し掛かり、同時進行の苦手な私は、きちんと自分と向き合う時間が欲しかったのだと思います。

もちろん、「じゃあ、学校を休んで毎日瞑想をしていたのか」と言われるとそうではなく、当時は自分でもなぜ不登校かわからず、毎日、昼まで寝て、テレビを見て、ゲームをして、パソコンを触って・・・という生活を繰り返していました。その生活の中で自分の存在意義を考えたり、好きなことを探したりして、ある時ふと夢が見つかりました。

母は、振り返って当時の状態を「何してるかわからへんと思ったら、突然夢に向けて動き始めて、サナギみたいやった」と言いました。この期間は、自分でも何が起こっているかわからない、いつまでこの状態が続くのかわからない、という感覚も、まさに、サナギのようなんじゃないかなと思います。ありがたいことに母はサナギの私と、等身大で向き合ってくれました。

今回初めて、不登校のおはなし会に参加させてもらって、お母さんが真剣に悩んでいらっしゃることを聞いて、自分自身の体験とすり合わせてみて、感じたことをメインに書かせていただきました。不登校にも、色々な理由・事情があるとは思いますが、私のようなタイプの不登校もあるのだということをお伝えしたくて、おはなし会のレポートというより、自分の体験をメインに書きました。

もし私のような不登校の子には、無理矢理、何か理由を探してその対処をするのではなく、今のお子さんとしっかり向き合って、これからどうしていくのかを考えていただくと、親も子どももお互いに気持ちが楽になり、前向きになれるような気がしています。

(writer:おんまり)

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