8月20日、「不登校は不幸じゃない」という全国100ヶ所で同時開催のイベントがありました。
京都は傍楽での開催でした。
イベントの中で不登校経験者の方のお話がありました。
不登校を経て現在の仕事に至るまでの紆余曲折のお話は、とても心に響きました。
特になるほどなあと思ったことがありました。
それは大学選びのことです。
その人は、発達特性を持っていて、さらに感覚が非常に過敏であることで、自分に無理しないで通える大学を選んだと話してくれました。
例えば
・個別に丁寧に対応してもらえる小規模大学
・専門の社会福祉士が常駐していて困った時にすぐに相談に乗ってもらえる大学←福祉系の大学
・乗り物が苦手なので家から近いところ
などなど。
無理して合わせないといけない環境を排除したので、大学は休むことなく通うことができたそうです。
また職場も同じようにして探したところ、
就労継続支援B型事業所の職員の口が見つかって楽しく働いているとのこと。
職場の人たちがとてもいい人ばかりで働きやすいそうです。
最後にその人が
『そこにどんな人がいるかが大事なんであって、安心安全な場があれば続けられる。』
と言ってくれたことが印象的でした。
自分に正直に無理をしない。
本当に大事なことを教えてもらえたイベントでした。