2月22日の今日は、不登校のおはなし会同窓会を久々に開催しました。
10名の方が参加されました。パンデミックが始まる前後くらいに来られていたお母さんが6名。あとは、傍楽に通われて1年未満の方でした。
青年期を過ぎ20歳を超えて家にいる子どもさんをお持ちの方も何人かおられました。
大抵のお母さんは子どもをなんとかしてあげないといけないと思っていること、それとまだ親の希望を手放しきれていないところに苦しさがあるように感じました。
そして、子どもの様子に一気一憂することに疲れている人もいて、子どもと自分の課題の分離が難しいようにも感じました。
1人のお母さんの情報で印象に残ったのは青年期の引きこもりの話ができる場が意外にないこと。
行政から福祉サポートを受けられるケースも意外に多く、ハードルも低くなく、それが生きやすくなる方法につながるケースがあること。これを知っておくことは大事だなと思いました。
子どもにとって、困った時に頼れる場所が親以外にあると心強いなと思います。見守ることももちろん大事ですがいろんなサポートを知っておくのは親の安心にもつながると思いました。
今回も、参加者の方にお話させていただいたことは親が子どもにできることは子どもを信じぬく以外他にないこと。邪魔しないように親が機嫌よく生きることが子どもへの最大のプレゼントになること。それには親が学び続けるしかないこと。毎回同じことを言ってますが・・・。
それから、みなさんのお話を聞いていて改めて思ったことは、心の垢を落とし、リセットするには定期的に人の話を聞いたり自分のことを吐き出すことのできる居場所に通うことが本当に必要だなと思いました。
人と繋がったり、情報を仕入れることを怠ると自分の価値観で判断してしまい後退することも起きるなあと思いました。
結局のところ、親の在り方を問われているので大変ではありますが、時間をかけて学び続け実行し続けるしかないと思いました。
時々メンテナンスに傍楽へ是非お越しください。お待ちしております。
寄稿者、傍楽代表の駒井です。