4月のふう!不登校ママのオシャベリバは参加者の方が4名でした。
五月雨登校で子どもが学校に行く、行かないに毎日振り回されて一番しんどい時期のお母さんは、「うちの子だけずっとこのまま変わらないんじゃないかと思ってしまいます」としんどそうな顔。
「他のお母さんたちも今でこそ乗り越えて笑って話をされてますが、みんなその道を通ってきたんですよね。」とお伝えしても、当然ながら受け入れられない様子でした。
でも他のお母さんの経験談を聞いて行くうちにそのお母さんは、「ひょっとしたらいつか大丈夫な日が来るんでしょうかね?」とさっきまでとは違う言葉が出始めました。6年かかって自分で動き出した22歳の子どもさんの話や、気が済むまで甘えさせてあげようと思うと覚悟したお母さんの話など、先に行く先輩たちの経験談が心に響いたようでした。
オシャベリバの後半には顔の表情も柔らかくなって少し落ち着いた様子でした。自分だけじゃない、もっと辛い思いをしても乗り越えて行こうとしている人がいること。それがそのお母さんには希望になったのではないかと思います。
そしてハタフルガールズのメンバーの1人が「かつての私を見ているみたいです」と言って優しくそのお母さんをハグしてくれたのです。
お母さんは号泣されていました。「大人になってハグをされたことありませんでした」と言って・・・・。その様子を見ていた周りの人たちもみんな代わる代わるにハグをしました。あたたかな優しい空気に満たされていました。
いつもながらお母さんたちの支え合いの素晴らしさに感動していた私でした。今とてもしんどいお母さん、お父さん、傍楽には一緒に泣いて寄り添ってくれる人がいます。少しの勇気を出してどうぞお越しください。
寄稿者は、傍楽代表の駒井です。