出張不登校おはなし会

10年は、腹をくくって、子どもと向き合う覚悟がいりますよ~出張傍楽 レポート~

先日、徳島に住む友人の依頼で、徳島で不登校のおはなし会をさせていただきました。

その日は、8人のお母さんが集まってくれました。
すでに、徳島で不登校生のお母さんの会を運営されている方や、不登校生の家庭教師をされている方、高校の先生で、学校のあり方に疑問を持っている方など、いろんなお母さんが、集まってくれました。

今回も、私の子どもたちの話、それからそれぞれのお母さんの悩みを話してもらって、シェアする形式でした。

とても印象的だったのが、お母さんの会の代表の方が、言った言葉でした。

「10年は、腹をくくって、子どもと向き合うくらいの覚悟がいりますよ」

小手先では、どうにもならないこと。
本気でじっくり向き合うことでしか、解決はないこと。
やっぱり、不登校を乗り越えた人の言葉には、説得力がありました。

渦中のお母さんにとっては、えーーー!と腰が引けそうになる言葉だったと思います。

そのあとその方は、大変だった時期を経て、不登校のおかげで自分自身が変わり、子どもと、とても仲良しになれましたと話してくれました。

そこへ行き着くのは、簡単なことではないです。
それには、大変な痛みが伴います。
でも、子どものこれからの長い人生を思うと、今辛くても逃げないで向き合いことが、長い目で見れば、お互いにとって幸せになる道でもあると思います。

ただ、一人でその道を歩いていくのは大変なので、仲間が必要です。
お母さんが孤独にならないように、お母さんの会の存在は、これからますます必要になっていくと思います。

今回のように、私の話が、誰かのお役に立てるのであれば、私は、全国どこでも伺いたいと思っています。

関連イベントレポート

  • 親は大海原に出た小舟の帰りを待つ、港のような存在であってほしい。〜不登校のおはなし会vol.22レポート〜

    2018年6月18日