9月24日(日)、第4回目の「思春期のお子さんを持つ、お母さんの勉強会」を開催しました。6月から月1回、4ヵ月にわたって開催してきたこのイベントも、今回でラストです。
今回は、「承認ワーク」というテーマで勉強会を行いました。どんなことをしたかというと、まず参加者が4~5人ずつ、3つのグループを作ります。そのグループで、1人ずつ今までの人生を語るんです。人生の中で、しんどかったこと、苦しかったこと、または人生の中で大切にしていること、楽しかったこと、嬉しかったこと・・・。自分が話したいと思うことを、グループの皆さんの前で語ります。
その話を聞いていたグループの人たちが、その人を「褒め」ます。
褒める?なんでもいいんです。その人の話を聞いて、良いなと思ったところ、素敵だなと思ったところ、尊敬する!と思ったところ、なんでもいいので、付箋に書いていきます。
その付箋を、人生を語ってくれた人に、直接プレゼントするのです。
その付箋を受け取ったお母さんたちは、号泣する人もいれば、今までで一番嬉しそうな笑顔をしている人も。今回のワークでびっくりしたのですが、お母さんである皆さん、褒められることに全然慣れていないんです。だから、みんな嬉しくて泣いちゃったんですね。褒められて嬉しくて泣けるって素敵。今回の勉強会は、今まで以上に、とてもあたたかな雰囲気に包まれていました。
今回、講師をしてくださった坂本田鶴子先生は、「自分がしんどいと思っていること、嫌だな~と思っていることに、あなたの素敵が詰まっていることが多いです。そして、その嫌な部分を人に話すと、自分の浄化にもつながりますよ。」と仰っていました。
今回勉強会に参加してくださったお母さんはもちろん、世の中のお母さんは、とても頑張っています。子育ても仕事も・・・。ただ、日々が忙しく、なかなかお母さん自身が褒めてもらえることは、日常の中でとても少ないそうです。だからこそ、まずはお母さんが頑張っている自分自身を褒めてあげて、自分を許せるようになってほしいと思います。そうすることで、子どもの良いところが見えてくるようになり、子どもも変わっていきます。子どもの笑顔が増えていきます。
だから、まずはお母さんが日々を笑顔で過ごせるようになることが、子どもたちが幸せになる第一歩ではないかと、学び舎傍楽いるので、これからも、頑張っているお母さんたち応援していきたいと思います。
(writer:ナル)