今回の親の会は、初めてのお母さん、リピーターのお母さんが3名ずつ、ご夫婦で来て下さった1組、自分の不登校経験がどなたかの力になるならと参加して下さったお父さん、あわせて9名の方が参加して下さいました。
いつも会が始まる時には、会の名前の通り、「ふぅ~」と、しんどい気持ちを抱えたお母さん、お父さん達の静かな雰囲気で始まります。
「皆さん、よくお越し下さいました。ありがとうございます!」との駒井さんの声がけで、ふっと少し空気がいつもゆるみます。
今回も、お一人お一人、抱えていらっしゃっる辛い、しんどい想いを吐き出すという感じで、時折涙される方もいらっしゃいながら、お話しして下さいました。
ただリピーターのお母さんの中には、少しずつだけれど、子供さんや、ご自身にうれしい変化があったと笑顔を交えてお話して下さる方もいらっしゃいました。
また、不登校経験のあるお父さんのお話も、当時の気持ち、状況、その後…リアルにお話してくださり、本人はもちろん、支える人達にとっても、その時の辛さはきっと、明るい、優しい未来に繋がるんだと、強く感じられました。
今回は、代表駒井さん、副代表友美さん親子が揃っての参加だったので、友美さんの不登校、その後しばらくの、当時のそれぞれの想いを、まっすぐ、時折涙ぐみ、でも笑い合いながら語りあう時間もあり、参加者の方々、私達も含めて、お二人のその姿に、すごく励まされた方が多くあったのではないかなと思います。
そして、今回も会が終わると、色んな場所で、参加者の方々、それぞれに、お話が続いていて、笑い声もあったり…と、より温かい空気感でいっぱいになっていました。
それは、やっぱり、参加して下さるお母さん、お父さん達が、勇気を出して、自分の辛いしんどい想いを手放す事で、少し楽になり、本来持ってらっしゃる優しさや、あたたかさでいっぱいになるからだと思います。
参加者の方で作り上げられる会ってほんとにあたたかくて素敵やなと、今回もそんな想いを改めて強く感じました。
ふぅ~から、帰りにはホッ〜と、参加して下さったお母さんお父さんが、一人でも多くそんなあたたかい気持ちで家路に着いて下さっていたらいいなといつも思っています。
寄稿者は、ハタフルガールズのようこさんです