12月の「ふう!不登校ママのオシャベリバ」では、コタツを囲みながらお話をお聞きしました。参加者の中には、1月の不登校トークセッションに登壇予定のN高生・住山さんがいらっしゃいました。とても高校生とは思えないほど大人びた住山さんは、お母さんたちの疑問に対し、自身の経験をもとに丁寧に答えてくださいました。また、住山さんご自身もお母さんたちの話を聞く中で、「自分の親への感謝の気持ちが湧いてきた」とおっしゃっていました。
今回のお母さんたちからの相談内容は以下の通りです。
・ゲーム三昧の日々だけどこれでいいのか?
・何も言わなくても本当に大丈夫なのか?
・子どもが親の機嫌を気にしていることが気になる。
・勉強をしなければと思っているが、できない状況。学力が落ちていることに子ども自身が不安になり荒れるが、どうしたらいいか?
これらの質問は毎回挙がるものでもありますが、傍楽のボランティアスタッフであるハタフルガールズの体験談を聞いたお母さんたちは、「私一人じゃないんだ」と思えることで安心される様子が見受けられました。吐き出し、認めてもらえることが何より大切だと改めて感じます。
ちなみに、参加者の中には5回ほど通ってくださっている方もおり、初めていらしたときの辛さが滲み出ていた表情とは打って変わり、かなり明るい表情になっていたのが印象的でした。「優しく諦めること」を時間をかけて理解していただけたのだと、言葉の端々からその変化を感じました。
●参加者の声
・周りに不登校という同じ境遇の人がいなく、今回初めて自身のことについてお話ししましたが、先輩や住山さんの話を聞いて「大丈夫だよ」と言っていただき、とてもホッとしました。このままでいいのだなと自信を持てました。ありがとうございました。
・不登校された側のご意見が新鮮でありがたかったです。
寄稿者は、傍楽代表の駒井です。