ふぅ! ~不登校ママのオシャベリバ~

ふう!不登校ママのオシャベリバ レポート 2025年2月15日

2月の「ふう!不登校ママのオシャベリバ」には、5名の方が参加されました。今回は、なんとお父さんのご参加もあり、いつもとはまた違った雰囲気の会となりました。

今回も、皆さんが今まさに悩んでいることをシェアしながら進めていきました。

  • 「2人兄弟の弟が不登校。お兄ちゃんが春から専門学校に進学することが決まった途端、弟の気持ちがドーンと落ち込んでしまった。なぜなのか分からず困っている。」
  • 「子どもの将来が不安。」
  • 「進路をどうしたらいいのか。」

こうしたお悩みは、これまでも何度も話題に上がってきたもの。ですが、それぞれの状況や背景が違うからこそ、一緒に話し合いながら、少しずつ気持ちを整理していきました。

話していくうちに、いつものようにみなさんの表情がふっと和らいでいきます。悩みを言葉にするだけで、心が軽くなることもありますよね。さらに、ここでは情報交換の場にもなるので、「こういう方法があるよ」「うちはこうしてみたら良かったよ」という具体的なアドバイスを共有しながら、それぞれにとっての“次の一歩”を見つけていきました。

心に残ったエピソード

特に印象に残ったのは、「子どもと会話がなかなかできなかったけれど、ボディタッチを試してみたら変化が生まれた」というお話。

「マッサージの方法を習ってきたから、実験台になって!」と伝えて施したところ、最初は嫌がって蹴られることもあったそうです。それでも諦めずに続けていくと、子どもの方から「またやってほしい」と言うようになり、そこから自然と雑談が増えていったのだとか。

思春期の子どもは、時に赤ちゃん返りのような形で甘えを求めてくることがあります。そんなときに、適度な距離感で触れ合うことができると、関係性が少しずつ回復していくこともあるんですね。大事なのは、色々と試してみること。そして、子どもに寄り添いながら、その子に合った方法を見つけていくことなのかもしれません。

参加者の声

今回初めて参加されたお父さんから、こんな感想をいただきました。

「初めてこういった場に参加して、子どもの不登校と正面から向き合えた気がしました。子どもが発する言葉や態度にはすべて意味があり、それにしっかり向き合うことが、今後の成長や未来にとってとても重要だと気づきました。家族みんなが幸せになれるように、自分ができることをひとつずつやっていきたいです。」

親だけで抱え込まず、こうして安心して話せる場があること。それが、少しずつ前を向く力になっていくのではないでしょうか。

次回も、安心して話せる場を大切にしながら、皆さんと一緒に考えていける時間にしていきたいと思います。

またのご参加をお待ちしています!

寄稿者は傍楽代表の駒井です

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