HSPのおちゃじかん

HSPのおちゃじかん レポート 2025年3月9日

3月の「HSPのおちゃじかん」には、リピーターの方3名、新規の方2名の計5名が参加してくださいました。今回は、カナダから一時帰国中の副代表・カルダー友美も加わり、和やかな雰囲気の中で開催されました。

前日が国際女性デーということもあり、参加者の一人がミモザの花を持参してくださいました。春の訪れを感じさせる鮮やかなミモザがテーブルを彩り、こたつを囲んでの会は、温かく穏やかな雰囲気の中でゆるやかに始まりました。

 

自己紹介とシェアタイム

まずは、参加者それぞれの自己紹介と「今日話したいこと」をシェアするところからスタート。

今回のテーマは、【予定の変更や予測不能な出来事が苦手】でした。

「自分自身が何を考えているのかわからず、自分自身のことが予測不能だと感じる」 「予測不能な出来事に直面するのが怖くて、車の運転を避けている」

そんな声が上がり、それぞれが抱える繊細な感覚や、不安と向き合う工夫を分かち合いました。

 

HSPと生きづらさ

HSPの方は少数派であるがゆえに、幼少期から愛着に関する悩みを抱えたり、生きづらさを感じることが多いといわれています。この日は、参加者同士がどのように日々を過ごしているのか、互いの経験や工夫をシェアする時間が自然と長くなりました。

「朝の時間を大切にして過ごす。感謝のワークをしたり、畳を箒で掃いたり、心が満たされる本を読んだりして、自分がいかに恵まれているかに意識を向けます。」

そう話してくれた方がいる一方で、少し気持ちが落ち込んでいる参加者の方が「今までの人生が意味のなかったように感じる」と、正直な気持ちを打ち明けてくださいました。

それに対し、別の参加者がヨガの先生の言葉をシェアしてくれました。

「ヨガの最後に横たわった姿勢から起き上がるときに、『生まれ変わって新しい自分になったと意識してください』と言われます。だから、いつからでも変われるんじゃないかな。」

この言葉に、場の空気がふわりと優しく包まれたように感じました。

 

共感と安心感の中で

HSPの方は、ポジティブなこともネガティブなことも人一倍強く感じるがゆえに、周囲から理解されにくいことも多いものです。しかし、こうして同じHSP同士で語り合うことで、安心感や共感が生まれ、「また前を向いて歩いていける」と感じられる時間になったという声もあがりました。

4月はお休みとなり、次回の開催は5月。 テーマは【HSPと仕事の両立】です。

HSPならではの仕事の悩みや工夫をシェアしながら、共に学び、支え合う時間となることを願っています。

次回も、温かいおちゃじかんになりますように。

 

寄稿者は傍楽副代表・カルダー友美です。

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