7月5日、新しい企画イベント「私に優しくなる日『長引く不登校に向き合うお茶会』」 の第1回を開催しました。
このお茶会を企画したきっかけは、不登校が長く続く中で少しずつ生活が落ち着き、見守ることにも慣れてきた…そんなお母さんたちの、「このままでいいのかな」 というふとした不安やモヤモヤ、時にはイライラに寄り添いたいと思ったからです。
相談するほどではないけれど、一人で抱えるには少ししんどい。そんな“小さな悩み”に、安心して向き合える場所をつくりたくて、この会を開きました。
当日は、6人のお母さんたちがご参加くださいました。それぞれが経験してきた道のり、想い、葛藤。おひとりおひとりの言葉が共鳴し合い、会場は終始、あたたかくやさしい空気に包まれていました。
「覚悟する」「引き受ける」「信じる」「大丈夫」「こんな時もある」
そんな言葉が自然と語られていたのは、お母さんたちが長い時間、不登校という現実と真剣に向き合ってきた証。その言葉たちの奥にある、深い努力や愛情に、私自身も胸がいっぱいになりました。
なかには、不登校歴1年ほどの“まっただなか”にいるお母さんもいらっしゃいました。
でも、長く見守ってきた先輩ママたちの姿や言葉に、そっと背中を押されていたようです。「なんとかなるんだ…」そんなほっとした表情が印象的でした。
それにしても、話の中に登場する子どもたちは、みんな本当に個性豊かで魅力的!型にはまらないからこそ、今の学校システムと合わないだけなんだなあと、笑い合う場面も多く、気づけばあっという間の3時間となりました。
これからも、不定期ではありますが、「ちょっとひと息つきたいな」「話してみたいな」そんなときにふらっと来られるような場を、ゆるやかに続けていきたいと思っています。
ご興味のある方は、ぜひ次の機会にご参加くださいね。
寄稿者は代表の駒井です。