このレポートは参加者の大谷春佳さんに寄稿してもらいました。
「私はこんな人間だ。」と、自分のことを決めつけていませんか?
【なりたい自分になる効果的な質問講座】とは、
本当の自分ってどんな自分?
なりたい自分ってどんな自分?
ということを「質問」から導き出すグループワークです。
タイトルに「講座」と書いていますが、
参加者の方と質問し合ったり、自分も答えを考えるので、
お勉強というよりもゲーム感覚で楽しんでいただけます。
今回は、私を含め参加者は4人。
はじめに自己紹介をするのですが、私はこの時間がけっこう好きです。
過去経験してきたことや、子育てで悩んでいること、
どうしてこの講座を受けたかを聞いていると「こういう人生もあるんだなぁ」と、
1本の映画をみている気分。
また、「子どもが不登校」ということ以外の共通点もみつかるのもおもしろいですね。
ワークは、ペアになって質問を投げかけ合うものもあれば、
駒井さんから投げかけられた質問に対して紙に書き、
シェアするというものもあります。
難問を解くむずかしさというよりも、
色んな頭の使いかたをする、という感じでしょうか。
私が印象的だったのは、アイディアを引き出す質問ワークです。
ペアワークなのですが、駒井さんから質問内容を2つ伝えられます。
その質問をペアの方へ伝え、
そのときにどんな答えが返ってくるのか?を実験するのですが
2つある質問(仮にAとBとします)で、
返ってくる答えの方向性がまったく違うのです!
Aで質問されてしまうと、どうしても「言い訳」ぽい答えしか言えなくなる
Bで質問されると、自然と「改善策」が答えられる
これを実際に体験してみると、ほんとに目から鱗。
特にAの質問は、
私もよくやってしまう聞き方なのでこれから気をつけようと思いました。
もう一つ心に残ったことが、
1人のお母さんがシェアしてくれた子どもとの関係なのですが、
2人姉妹がいる中で、片方の子に困ったことがあればもう一方の子へ
「子育て相談お願いします。お姉ちゃんが○○してくれません、
どうすればいいですか」と子育て相談をしているんだそう!
すると下の子であっても、「それは○○すれば機嫌がよくなります」と
けっこう適格な答えをくれるとのこと。
そうやって子育てに困ったら直接子どもに聞く、というアイディアは
とてもユーモアがあって是非参考にしたいと思いました。
子育てや家事に追われている毎日で、勉強となると腰が重くなりそうですが
この質問講座は「ほんまや!」と体感できるおもしろさがあります。
何より、自分の悩みを親身になって聞いてくれるひとがいる。
そういう人達と一緒に学んでると楽しいですよ~。
ぜひ遊びにいらしてくださいね。