このレポートは、参加者の大谷春佳さんに寄稿してもらいました。
【六角の日】とは、
六角油小路町にある傍楽を1日解放している日です。
今回は12名の参加がありました。
初めての方、常連さん、親子連れ、学生さん、ご近所の方と参加している方はバラバラ。
来るタイミングもバラバラ。
なのにそれぞれが居心地の良い場所をみつけて、気付いたら馴染んでいる。
はじめは「不思議な光景だなぁ」と思いましたが、
初参加の私も気づけば大貧民で真剣に遊んでいました(笑)
トランプで遊ぶなんて学生振りかもしれません。
自己紹介もそこそこに、やりたい人が代わる代わるゲームに参戦します。
年齢もわからない、どんな人かもちろん知らない。
なのに目配せをしながら「やられた~!」とかいって
負けたことが悔しくなるほどのめり込む自分がいました。
今までは「争いの火種になるし平和が一番」とか思ってましたが
距離を縮めたいときに勝負事って役に立つじゃん!とこれは新発見。
なので出会いの順番からすると逆なのですが、
散々トランプしたあとに会話をはじめてみたのです。
一緒にゲームをしていた3人親子(お母さん1人、娘さん2人)へ
マスクをしていたもののとっても似ていたので「双子?」と聞いたら
「5才離れた姉妹です」と言われてズッコケ(笑)
答えを聞いてもビックリしたのは、双子かっていうくらい2人が仲良いんですよね。
まるで友だちみたいな。私は男女の姉弟なので、羨ましく思っちゃいました。
さらにビックリしたことが、姉妹の妹さんが当日13歳の誕生日だったんです!
(お母さんが教えてくれました)
今回参加したキッカケが、不登校の妹さんとお母さんは前回来てくれたそうで、
お姉ちゃんも誘って3人で来てくれたとのこと。それも誕生日に!
「早く自分で仕事したい」と言っていたしっかり屋の妹さん。
その横で「この子は私よりも賢いんです!」と笑顔で教えてくれるお姉ちゃんの眼差しが素敵で、
私は話しを聞いてるだけでほっこりしてしまいました。
今年の誕生日が、楽しい思い出として残ってくれたら嬉しいなぁ。